宇宙人と異星人その違い

宇宙戦争 [DVD]

★★★3　賛否両論あるだろうが面白い。劇中、街(文明)がメッタクソに壊されていくシーン、不謹慎にも当時ＮＹ世界貿易センタービル崩壊の映像に、ある種のワクワク感を抱いてしまった自分を思い出した*1。　破壊のダイナミズム。そこに理性もクソもない。破壊が快感としてあることに自覚的でいることが大事だ。

ＣＧも当然すごいが、灰になった人間が着ていた服がヒラヒラとパレードの紙ふぶきのように街に舞う、こういう演出はさすが。　トム・クルーズが娘を探しに地下から外に出た場面、そこに描かれた地球・世界は劇場版エヴァのラストに(記憶上では)酷似している、興味深い。

UFOとポストモダン (平凡社新書)
エイリアン関連で、良書、是非。

*1:思い出すように作られている。幼い子に「テロ？テロなの？」と言わせてるわけだから、それはもう明確にテロとエイリアン来襲を、少なくとも映像において比較・検証しろと言っている、ようにとれる。